大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

被害【平成7年4月大雨】大分郡湯布院町川西

|災害番号:010430|固有コード:01043001

災害の詳細を見る →

市町村
由布市

概要(被害)

国道210号では、午前5時ごろ風倒木を含む土砂崩れが発生し全面通行止めとなり、3時間半後に通行止めは解除となった。

災害概要

30日、九州南岸をとおり華南にのびる前線があって、1日早朝には前線上の東シナ海で低気圧が発生した。その後、低気圧は北東に進み、1日日中に対馬海峡を通過した。この低気圧に向かって南から暖湿気が流れ込み、大気が不安定となって局地的に時間雨量20ミリを越える雨が降り、伏木では総雨量が198ミリに達した。30日の降り始めからの雨量は県の西部や北部で100ミリを越えたが、中部や南部では20ミリから30ミリの雨であった。なお、日田市の1日の日降水量166.0ミリは、5月として従来の極値(116.7ミリ)を更新するとともに、最大24時間雨量も累年第1位の記録となった。

日田地方ではこの大雨により1日午前中を中心にして崖崩れ6件、道路の損壊1件、床下浸水1件が発生した。この他、下毛郡三光村で道路の損壊1件が発生している。
湯布院町川西の国道210号では、午前5時ごろ風倒木を含む土砂崩れが発生し全面通行止めとなり、3時間半後に通行止めは解除となった。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

【平成7年4月大雨】

【出典:1995/5/1 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
195ミリ
累積最大降水量観測地
伏木
日最大降水量
178ミリ
日最大降水量観測地
伏木
最大日降水量の観測年月日
1995/5/1
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
伏木
最大1時間降水量の観測年月日時間
1995/5/1 10:00
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
1戸(棟)
床下浸水数
10戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
165か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
3か所
被害総額
2,427,007 千円