大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【昭和62年10月台風第19号】大分市

|災害番号:009700|固有コード:00970001

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市町村
大分市

概要(被害)

市道の路肩が25メートル、高さ5メートルにわたり崩れ民家の一部を埋めた。

災害概要

11日、フィリピンの東海上で発生した台風第19号は、15日には南大東島の東海上に達した。その後、向きを北に変え16日の午前中には種子島の南東海上を経て、同日21時ごろ大分市の南東約200キロの海上を通過し、17日0時ごろ高知県室戸市付近に上陸した。県下は16日早朝から風雨が強まり、県中部及び南部では午後から時間雨量10~20ミリの雨が降り続いた。総雨量は白杵・下障子・蒲江で200ミリを越え、大分市でも184ミリ、最大瞬間風速24.5メートル(10月としては2位)を記録した。

この雨により野津原町で住家1棟が全壊したのをはじめ、大分市でも市道の路肩が25m、高さ5mにわたり崩れ民家の一部を埋めた。この他、各地で小規模ながけ崩れが発生し、道路を埋めるなどして通行止めになる被害が出た。また、JRやフェリ一、航空便などに遅れや欠航が生じるなどの交通障害も起きた。

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

【昭和62年10月台風第19号】

【出典:1987/10/16 21:00の天気図】

災害データ

最低気圧
994.2hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
1987/10/16 22:10
最大風速の風向
北西
最大風速
10.6メートル
最大風速の観測地
大分
最大風速の観測日時
1987/10/16 23:10
累積最大降水量
235ミリ
累積最大降水量観測地
下障子
日最大降水量
201ミリ
日最大降水量観測地
下障子
最大日降水量の観測年月日
1987/10/16
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
蒲江
最大1時間降水量の観測年月日時間
1987/10/16 21:00
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
1戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
8戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
13戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
253か所
橋梁被害
2か所
山・崖崩れ
19か所
被害総額
1,988,501 千円

主な被害

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住家1棟が全壊した。

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