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被害【昭和61年7月大雨】大分市上戸次

|災害番号:009580|固有コード:00958003

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市町村
大分市

概要(被害)

【昭和61年7月大雨】国道10号線で崖崩れがあり、通行止めとなった。

災害概要

7月に入って九州の南海上まで南下し弱まっていた梅雨前線は、4日大陸からの低気圧の接近に伴い次第に北上し、九州付近で活動が活発になった。その後も梅雨前線は15日までの長期間にわたり九州付近にあって南北に振動をくり返したため、県内のほぼ全域とも毎日雨となった。中でも5日、8日、10日、12日及び15日には気圧の谷の通過で前線活動が活発化して局地的な豪雨となり、雨に関する警報は期間中4回発表された。4日から15日までの期間降水量は、県北部・西部を中心に400~500ミリを超えた。7月の長雨(日降水量1ミリ以上の連続)としては、明治38年(1905)の連続12日間と並ぶ第1位の記録となった。

期間中、散発的に山がけ崩れが全域で発生し、一部強雨のため交通障害が発生した、主な災害状況を新聞から抜粋したものを次に示す。
(6日)三重町松谷の国道で11時45分ごろ土砂崩れがあり一部通行止め。
(8日)国鉄久大線で強雨のため運行規制、11時ごろ別府市の市道で土砂崩れ2件、日田市で1件、杵築市では水田1haが冠水した。
(9日)臼杵市で16時ごろ土砂崩れが発生したほか、県内の国鉄全線は強雨のため遅延。
(10日)2日続いて濃霧が発生、大分市内では一時視界が50メートルまでになった。このためホーバーフェリ一が欠航した。
(11日)激しい雷雨のため別府市内の暗きょの下水道から水が噴き上げ、市道の陥没や低い場所の商店や民家などが一部床下浸水した。また、大野郡から大分市東部一帯にかけ14時過ぎから落雷による短時間停電が相次ぎ(5回)大口工場関係をはじめ一般家庭の停電延べ戸数は、156,100戸に達した。
(13日)天瀬町で03時40分ごろ山崩れ2件が発生した。
(14日)大分市上戸次の国道10号線で23時50分ごろがけ崩れがあり通行止めとなった。このほか15日にかけて家屋の半壊1,床下浸水14(別府市)、山がけ崩れ5件が発生した。(国道10号線は、災害発生から約1ケ月後の8月10日から片側一車線の通行が可能となった。)

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
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最大風速の観測日時
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累積最大降水量
578ミリ
累積最大降水量観測地
釈迦岳
日最大降水量
140ミリ
日最大降水量観測地
日田
最大日降水量の観測年月日
1986/7/8
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
日田
最大1時間降水量の観測年月日時間
1986/7/13 3:20
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
1戸(棟)
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
6戸(棟)
床上浸水数
8戸(棟)
床下浸水数
107戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
454か所
橋梁被害
5か所
山・崖崩れ
16か所
被害総額
6,378,454 千円

主な被害

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【昭和61年7月大雨】市道で土砂崩れが2件発生した。11日、激しい雷雨のため別府市内の暗きょの下水道から水が噴き上げ、市道の陥没や低い場所の商店や民家などが一部床下浸水した。14日から15日にかけて家屋の半壊1、床下浸水14軒が発生した。

【昭和61年7月大雨】国道で土砂崩れが発生し一部通行止めになった。

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