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被害【昭和55年7月大雨】日田市高瀬本町

|災害番号:009060|固有コード:00906001

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市町村
日田市

概要(被害)

【昭和55年7月大雨】裏山が高さ15メートル、幅15メートルにわたり崩れ、土砂が住宅に流れ込み、住宅が全壊した。家族4人は無事だった。

災害概要

九州南部にあった梅雨前線は、8日の朝から次第に北上し、日中は九州中部をほぼ東西にのび停滞した。このため、県内では全域とも雨になり、1時間に10~25ミリの強い雨が降った所かあった。前線は、夜には九州北部まで北上したため、雨の強い区域は、県の北部に移り、北部では、所により1時間20~25ミリの強い雨が降った。9日の午前中は、九州北部に停滞してしいる線上を低気圧が通ったため、前線活動が活発となった。県の西北部では、高度11~12キロの発達した雨雲が発生し、短時間に強い雨が降り、1時間に60ミリ前後、3時間に100ミリを超える大雨となった。このため、県の北西部を中心に大きな災害が発生した。9日昼前から前線の活動も次第に弱まり、前線は、九州南部まで下がったので、県内の雨も弱まった。

県消防防災課調べの被害は、土木関係被害が最も多く15億7,844万円、次に農地等関係被害13億2,000万円などで、総額36億5,185万円に達した。
9日4時50分ごろ、日田巿坂井町の住宅裏のがけが、高さ30メートル、幅15メートルにわたって崩れ落ちた。このため、山側の6畳居間で寝ていた男性と妻の2人が生き埋めとなった。午前8時過ぎやっと堀り出したが2人は死亡していた。9日午前6時前、日田巿高瀬本町の裏山が高さ15メートル、幅15メートルにわたり崩れ、土砂が住宅に流れ込み、住宅が全壊した。家族4人は無事。9日午前6時40分ごろ、日田市の国鉄久大線、夜明一光岡間の大川原トンネルで、土砂崩れが起きているのを見回り中の保線区員が発見した。復旧の見込みが立たず、久大線は、ほぼ全面運休となった。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
245ミリ
累積最大降水量観測地
伏木
日最大降水量
164ミリ
日最大降水量観測地
伏木
最大日降水量の観測年月日
1980/7/9
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
日田
最大1時間降水量の観測年月日時間
1980/7/9 4:55
死者・行方不明者数
2人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
2戸(棟)
住家半壊/半焼数
2戸(棟)
住家一部損壊数
2戸(棟)
床上浸水数
87戸(棟)
床下浸水数
938戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
317か所
橋梁被害
3か所
山・崖崩れ
34か所
被害総額
3,651,851 千円

主な被害

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【昭和55年7月大雨】住宅の裏のがけが、高さ30メートル、幅15メートルにわたって崩れ落ちた。このため、山側の6畳居間で寝ていた2人が生き埋めとなった。午前8時過ぎにやっと堀り出したが2人は死亡していた。

【昭和55年7月大雨】土砂崩れが起きているのを見回り中の保線区員が発見した。復旧の見込みが立たず、久大線は、ほぼ全面運休となった。

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