大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【昭和42年7月大雨】大分市

|災害番号:007440|固有コード:00744001

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市町村
大分市

概要(被害)

日豊線の別府〜大分間の鉄道付近の土砂や濁流が国道が電車軌道に流れ出した。

災害概要

この雨は雨の多かった中部、西部でも60〜100ミリ程度で、6月30日から7月1日にかけて、すでに、50〜100ミリの雨が降ったあとであることと、1〜2時間の短かい時間に強雨が降ったため、崖崩れ、井路排水路があふれ、道路、鉄道の不通、市内の浸水などが多かった。

(1)大分市では強い集中的な雷雨のため、日豊線別府〜大分間の鉄道付近の土砂や濁流が国道や電車軌道に流れ出し、各所で交通が止った。
(2)久大線、豊肥線、日豊線とも土砂くずれで徐行運転や立往生があったが、すぐ復旧した。
(3)7時ごろ、玖珠郡九重町で、がけくずれのため住家1むね17平方メートルが半壊。
(4)7時ごろ、宇佐郡院内町で、老人が田の見廻り中、足をすべらせ、増水中の川に落ちて水死した。
(5)その他 電話不通 50回線(ケーブル浸水) 小・中学校の休校 11校
空路の欠航 1便(視界不良)

【出典:大分県災異誌 第3編(1975)】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
南西
最大風速
8.2メートル
最大風速の観測地
日田
最大風速の観測日時
1967/7/2 11:10
累積最大降水量
229ミリ
累積最大降水量観測地
由布院
日最大降水量
155ミリ
日最大降水量観測地
由布院
最大日降水量の観測年月日
1967/7/1
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
大分
最大1時間降水量の観測年月日時間
1967/7/3 7:00
死者・行方不明者数
1人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
1戸(棟)
住家一部損壊数
1戸(棟)
床上浸水数
3戸(棟)
床下浸水数
78戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
7か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
6か所
被害総額
-

主な被害

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崖崩れのため住宅1棟、17平方メートルが半壊。

老人が田んぼの見回り中に足を滑らせ、増水中の川に落ちて水死した。

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