NHK大分放送局 × 大分大学減災・
復興デザイン教育研究センター(CERD)

6日13時30分に鳥取県西部で発生した地震(35° 16.3' N、133°21.1'E、深さ9キロ、M7.3)により、 鳥取県境港市、日野町で震度6強を観測したほか、西日本を中心に広い範囲で有感となった。県内では 姫島村役場で震度4、宇佐市上田、香々地町見目、大分国見町西方寺、大分国見町伊美、国東町鶴川、 大分市長浜、大分市舞鶴町、臼杵市臼杵、日出町役場、佐伯市中村南、佐伯市役所、津久見市官本町、 大分上浦町津井浦、蒲江町蒲江浦、大分清川村砂田、大分荻町馬場で震度3を観測した。気象庁は、 この地震を「平成12年(2000年)鳥取県西部地震」と命名した。なお、大分県の震度データが気象庁の震度情報にて発表されたのは、この地震が最初である。県内では大きな被害はなかった。

【出典：大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)（2002.3）】