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被害【平成17年7月赤潮】佐伯湾

|災害番号:011250|固有コード:01125003

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市町村
佐伯市

概要(被害)

赤潮のため、24日夜から25日にかけ、海から取水している陸上養殖のヒラメなどが被害を受けた。死滅したヒラメは4万匹以上で、被害額は6000万円を超えた。陸上養殖のヒラメが赤潮の被害に遭うのは極めて珍しいという。

災害概要

7月上旬は梅雨前線の影響により、降水量は各地とも平年よりかなり多かった。特に、8日から10日にかけては、梅雨前線が九州南岸から九州北部付近まで北上したため、大雨となり、3日間で椿ケ鼻では430ミリ、湯布院で255ミリ、耶馬渓で230ミリ、大分で211.5ミリ、玖珠で205ミリ、佐賀関で170ミリ、臼杵で145ミリなどの降水量を観測した。気温は前半高く、後半は平年並か低く経過した。7月中旬の前半は梅雨前線の影響により、曇りや雨の日が多かった。気温は後半を中心に平年並みか高く経過した。7月下旬は前半を中心に高気圧に覆われて、晴れの日が多かったが29日から31日は、前線の影響で県内各地では雨が降った。気温は平年並みか高く経過した。8月上旬の天気は太平洋高気圧に覆われ、晴れの日が多かった。気温は平年並みか高く経過した。

7月1日に臼杵湾で最初に動物性プランクトン「カレニア・ミキモトイ」が発見された。7月12日に最初に赤潮が津久見湾で発生し、臼杵湾、佐伯湾まで広がり、8月8日に赤潮は収まった。特に7月24日から25日の佐伯湾の赤潮害はひどく、24日夜から25日にかけ、海から取水している陸上養殖のヒラメなどが被害を受けた。死滅したヒラメは4万匹以上で、被害額は6,000万円を超えた。陸上養殖のヒラメが赤潮の被害に遭うのは極めて珍しいという。佐伯市林業水産課、県佐伯南郡地方振興局水産課、県漁協佐伯支店などによると、佐伯市大入島の西部にある4業者から報告があり、フグやハマチなども被害を受けた。

【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】

【平成17年7月赤潮】

【出典:2005/7/25 9:00の天気図】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
60,000 千円

主な被害

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赤潮が発生し、ブリやカンパチなどに被害が出た。

赤潮が発生し、マダコやカンパチに被害が出た。

赤潮のため、大入島の西部にある4業者から報告があり、ふぐやハマチなども被害を受けた。

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