大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【平成12年9月赤潮】

発生期間 平成12年9月10日-平成12年10月6日 |災害番号:010850|固有コード:01085000

市町村
佐伯市

概要

9月1日〜4日にかけては、気圧の谷の通過等で西部、南部を中心ににわか雨や雷雨の日が続いた。9月5日〜7日は高気圧に覆われて晴れた。8日〜10日は太平洋高気圧の周辺部と停滞前線の影響で西部、南部を中心に雨となった。11日〜16日にかけては、停滞前線と台風第14号の影響で、県内ほぼ全域で雨となった。9月17日〜10月上旬かけては、低気圧の接近等で雨の降った日もあったが、移動性高気圧に覆われて晴れた日が多かった。

蒲江町の入津湾で、赤潮が大量に発生した。赤潮の原因となったものは、動物性プランクトン「シャットネラ」で極めて毒性が強いものであった。発生状況は9月10日より養殖のヤズ(プリの子)のはい死がみられ、11日に調査したところバッチ状に着色城が確認され、翌12日には、シャットネラの数は、最も多いところで、1ml中17,800個であった。その後、拡大することなく、10月6日に終息した。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

災害データ

主な被害

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【平成12年9月赤潮】赤潮が大量に発生し、9月10日より養殖のヤズ(プリの子)のはい死がみられた。11日に調査したところバッチ状に着色城が確認され、翌12日には、原因となった動物性プランクトン「シャットネラ」の数は、最も多いところで、1ミリリットル中17800個にのぼった。その後、拡大することなく、10月6日に終息した。

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