大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和57年6月冷害】

発生期間 昭和57年6月下旬-昭和57年8月下旬 |災害番号:009310|固有コード:00931000

災害の種別
冷害
市町村
九重町

概要

期間中太平洋高気圧の勢力は例年にくらべ弱く、オホーツク海高気圧が強かった。このため、6月下旬から低温傾向が始まり、7月中・下旬には梅雨前線が九州付近に停滞する日が多かったこともあって、7月は一段と低温となりこの傾向は8月上旬まで続いた。特に7月の日平均気温をみると平年並であったのは7月10日だけで、その他の日は連日平年を下回った。7月の月平均気温は日田で累年第1位、大分で累年第2位の低い記録となった。

西部山沿い地方を中心に被害がでている。特に九重町飯田高原千町無田では250ヘクタールの水稲が被害を受け、関係者の話では収量は2.3割減、ひどい所では半作の声も。

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
1戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
1か所
被害総額
-

主な被害

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太平洋高気圧の勢力が弱く、冷害が起きたため、250ヘクタールの水稲が被害を受け、関係者の話では収量は2〜3割減、ひどいところでは半分ほどという声もあった。

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