大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和55年7月濃霧】

発生期間 昭和55年7月7日-

災害の種別
9

概要

梅雨前線が、九州中部から瀬戸内海にかけてほぼ東西に延び、海上では、局地的に前線霧が発生した。

7日6時30分ごろ、佐賀関町関崎燈台南約2キロの速吸瀬戸で、津久見市の貨物船「日元丸」497トン、5人乗組み)と宇部市の貨物船「第二日東丸」(198トン、4人乗組み)が衝突した。「日光丸」は、左げん船腹に割れ目ができて約3分後に沈没した。このため、「日光丸」の乗組員5人全員が海に投げ出された。3人は救助されたが、2人は沈没時の水流に巻き込まれて行方不明となった。現場は、視界が100メートル以下で、海上保安部では、濃霧による衝突事故とみている。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
2人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
-

主な被害

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関崎燈台南約2キロメートルの速吸瀬戸で、津久見市の貨物船「日元丸」497トン、5人乗組み)と宇部市の貨物船「第二日東丸」(198トン、4人乗組み)が衝突した。「日光丸」は、左げん船腹に割れ目ができて約3分後に沈没した。このため、「日光丸」の乗組員5人全員が海に投げ出された。3人は救助されたが、2人は沈没時の水流に巻き込まれて行方不明となった。現場は、視界が100メートル以下で、海上保安部では、濃霧による衝突事故とみている。

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