大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和52年3月積雪・強風】

発生期間 昭和52年3月4日-昭和52年3月5日 |災害番号:008620|固有コード:00862000

災害の種別
冷害 大雪

概要

強い大陸高気圧が張り出し、冬型の気圧配置になったため、真冬並みの寒さになった。4日から降り出した雪は、5日朝には、国東地方で40センチ、湯布院で20センチ、玖珠地方で10センチに達したところもあった。竹田・日田の市街地で5センチなど県の北部・北西部を中心にほぼ全域で積雪となり、大分市でも、時々雪の天気であった。

臨時休校、バスの運休、水道管の凍結などが起こり、大分空港では、滑走路の凍結で5日午前中4便が欠航、バス173路線が運休(一部運休を含む)、山沿い地方を中心に、小・中・高校合わせて42校が臨時休校した。また、雪と凍結によるスリップ事故が続出した。なお、3月において日平均気温が、0℃以下になった日(4日-1.0℃平年差-8.3℃)は、昭和11年(1936)3月1日に-0.1℃があるだけ、また、日田の5日の最低気温-6.8℃は、3月としては3番目の記録である。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
7,455 千円