大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【昭和51年7月濃霧】

発生期間 昭和51年7月14日-

災害の種別
9

概要

寒冷前線が13日夜遅くから14日早朝にかけて大分県を南下した。別府湾内では局部的に濃い霧が発生し、船の衝突事故が起こり、多数の負傷者が出た。大分空港では14日7時40分、天気曇り、南南西1.5メートル、視界1キロ前後・波浪なしであった。大分海上保安部の調べでは、この日の別府湾は霧がかかって視界が10~50メートルと悪条件であった。

14日7時50分ごろ、別府湾の杵築市加貫沖5キロの海上で、大分基地から大分空港に向かっていた大分ホバーフェリー(臨時便22.8トン・乗務員2名・乗客23名)が、兵庫県の砂利運搬船(4人乗り込み、197トン)の左げん横腹に衝突、ホバーは転覆し、乗客・乗務員25名は全員海に飛び込み、付近の漁船や運搬船に救助された。全員重軽傷を負っており、杵築市や日出町の病院に収容された。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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寒冷前線の通過による濃霧のため、加貫沖5キロメートルの海上で、大分基地から大分空港に向かっていた大分ホバーフェリー(臨時便22.8トン・乗務員2人・乗客23人)が、兵庫県の砂利運搬船(乗組員4人、197トン)の左げん横腹に衝突、ホバーは転覆、乗客・乗務員25人は全員海に飛び込み、付近の漁船や運搬船に救助された。全員重軽傷を負っており、杵築市や日出町の病院に収容された

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