災害【昭和48年1月暖冬】
発生期間 昭和48年1月-昭和48年2月 ) |災害番号:008150|固有コード:00815000
- 災害の種別
- 長雨
概要
例年より大陸高気圧が弱く、太平洋高気圧が強かったので、東シナ海付近で低気圧が発生することが多かった。このため雨も多く、暖冬となり、1、2月とも気温は、平年より2度前後高かった。
(1) 速見郡日出町以北の沿岸では、「のり」の収穫期に当っていたが、赤ぐされ病が発生し、かなりの被害があった。
(2) 麦は軟弱に育ち、ハウス栽培のキュウリは日照不足、イチゴはウドンコ病などによる減収が見込まれた。
(3) つけ物用の天干しダイコンが6割以上腐り(宇佐地方)、また、津久見では大豊作だったミカンが、貯蔵中腐り始めた。
(4) 土木工事が、雨天のためかなり遅れた。
(5) 作物で最も打撃を受けたのはハクサイ、大分県中津市では、畑の中で腐り始めた。
(6) 2月16~17日、蒲江地方では、季節はずれの大雨(合計135ミリ)が降り、土木被害が出た。
【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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