大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和47年4月濃霧】

発生期間 昭和47年4月5日-昭和47年4月6日 |災害番号:008030|固有コード:00803000

災害の種別
9

概要

5日から7日にかけて、九州付近に低気圧や前線が停滞したため、濃霧が発生した。

(1) 5日朝と6日朝、大分空港では、霧のため欠航。
(2) 6日3時ごろ、佐賀関町上浦の沖合で津久見市の貨物船「18常豊丸」(667トン、10人乗り組み)が座瞧。大分海上保安部では、濃霧(視界30メートル程度)のためとみている。
(3) 6日12時50分、姫島北方4キロの海上で第6管区海上保安部の設標船(320トン、18人乗組み)が、航海ブイの引揚げ作業中、東京都の運搬船(491トン)に衝突され、設標船は5分後に沈没した。乗員は無事。大分海上保安部の調ベでは濃霧(視界はほとんどゼロ)のためらしいとしている。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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姫島の北4キロの沖合では、海上保安部の設標船が航海ブイの引き上げ中に、東京都の運搬船(491トン)に衝突され、設標船は5分後に沈没した。乗組員は無事だった。大分海上保安部では濃霧で視界がほとんどなかったのが原因としている。

沖合で貨物船(667トン、乗組員10人)が座礁。大分海上保安部では、視界30メートル程度の濃霧が原因だとしている。

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