大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和47年1月異常高温・多雨】

発生期間 昭和47年1月上旬-昭和47年2月中旬 |災害番号:008000|固有コード:00800000

災害の種別
干害

概要

1月に入って急に多雨傾向に変わり、月降水量は、中部・西部の山沿いと県南部で150~200ミリ(平年の3~4倍)に達し、北部や日田地方では120~140ミリの2~2.5倍)であった。片平均気温は、県内全般に2~3度高かった。2月に入っても年わらず高温多雨で、この傾向は、20日まで継続した。1日から20日までの平均気温は、平年より2~3度高く、月平均では、0.5~1.5度高かった。月降水量は、平年の1.5~2.0倍で県の南東部に多く、佐伯では3.5倍に達した。梅の開花は、1月21日で、平年(2月5日)より15日も早く、桜も各地で狂い咲きした。また、大分で初雪を観測したのは2月9日で、平年(12月26日)より45日遅く、最晚(昭和29年1月25日)より15日遅かった。野菜は豊作で安値となったほか、のりが不作となり、い草は成長しすぎて減収になった。そのほか暖房器具、衣類、灯油の売れきが悪かった。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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