大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和47年1月落雷】

発生期間 昭和47年1月31日-

災害の種別
落雷
市町村
日田市

概要

日本海の低気圧から南西に延びる寒冷前線が31日午後県内を通過した。31日の16時前から17時ごろにかけて、県西部から国東半島にわたって雷が発生し、釈迦岳に落雷し被害があった。この日は、県内全般に朝から夕方まで雨が降り、一時、強く降った。(大分の1時間降水の最大値14.5ミリは、極値を更新)合計雨量が20〜40ミリに達した。最高気温は、平年より4~5度高かった。

釈迦岳(1140メートル)にある気象無線電話中継所では、屋外の電力線3か所が切断、電柱の卜ランススイッチと積算電力計は、原型をとどめぬほど焼損し、屋内の避雷装置も破損した。近くの建設省の中継所は、避雷装置がなかったため、中継装置も破損した。九電の女子畑~久留米間の送電線は、落雷のため一時送電が止った。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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気象無線電話中継ところでは、屋外の電力線3か所が切断。電柱のトランススイッチと積算電力計は原型をとどめぬほど焼損。屋内の避雷装置も破損した。また近くの建設省の中継所は避雷装置がなかったため、中継装置も破損した。

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