災害【昭和46年10月少雨・異常乾燥】
発生期間 昭和46年10月31日-昭和46年12月24日 ) |災害番号:007950|固有コード:00795000
- 災害の種別
- 干害
- 市町村
- 津久見市
概要
約2か月間、大分の降水量は、わずかに10.0ミリで空気の乾燥した日が多く、特に11月の大分の降水量は8.0ミリで、平年の1~2割程度しか降らなかったので空気が著しく乾燥した。特に19日以後は、異常乾燥注意報が出っぱなしの状態で、県下では、連日各地に火災が続発した。11月中県下の建物火災は、41件(62棟、2715平方メートル)に達し、死者3名を出した。12月も空気が異常に乾燥し、23日まで県下各地に毎日のように火災が発生した。県消防防災課の調べによれば、建物火災34件(42棟1044平方メートル)、林野火災5件(89アール)、死者1名が出た。また県南部の津久見市の無垢島(35世帯155人)では、飲料用の井戸水が月初めから底をついて枯れたので連絡船で補給した。
【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
- 3人
- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 35,555 千円