大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【昭和44年2月濃霧】

発生期間 昭和44年2月11日-昭和44年2月14日 |災害番号:007640|固有コード:00764000

市町村
佐伯市 別府市 津久見市

概要

大分地方は11日夕方から濃霧が発生し、14日の朝まで続いた。このため陸海空の交通に被害があった。

(1) 12日の06時40分ころ別府市亀川の市道でトラックが濃霧による視界不良のため電柱に衝突し、100戸が停電した。
(2) 12日早朝佐賀関港を出た漁船(0.8トン)は関崎灯台沖で濃霧のため針路を見失い13日10時ごろ大分市鶴崎沖で発見された。
(3) 13日02時ごろ南海部郡弥生町の国道で濃霧のため乗用車がカーブを曲り切れず岩壁に衝突2人が一週間のけが。
(4) 13日07時すぎ津久見湾で貨物船同士683トンと200トンが霧のため衝突、両船は一部破損
(5) 大分空港では欠航が相次ぎ、空のダイヤが乱れた。

【出典:大分県災異誌 第3編(1975)】

災害データ

主な被害

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弥生町の国道で乗用車がカーブを曲がりきれず、岩壁に衝突し2人が1週間のけがをした。

視界不良のため市道でトラックが電柱に衝突、そのため100戸が停電した。

佐賀関港を出た漁港(0.8トン)が関埼灯台沖で進路を見失い、13日10時頃に大分市鶴崎沖で発見された。

683トンと200トンの貨物船どうしが衝突。両船が一部破損した。

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