大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【昭和20年3月大分空襲】

発生期間 昭和20年3月7日-

災害の種別
9
市町村
大分市

概要

大分市一帯では、昭和20年3月18日の初空襲により、大分航空隊が爆撃を受けて以来、同年8月15日の終戦に至るまで、およそ数10回にわたる空襲により、當時大分市の戸数から見て、全市の23.0%が灰燼に帰するという悲惨な被害を見たが、市の致命的な被害となったのは、次の5回による大空襲であった。
昭和20年3月18日(西暦1945)初空襲
 この日、米機B29,大分市を初空襲、大分航空隊爆撃をうく
2.昭和20年3月27日(西暦1945)大空襲
 米機B29,約10機、市内中島地区へ投弾
3.昭和20年3月27日(西暦1945)大空襲
 米機B29,18機、2編隊、午前7時過ぎ来襲、市内数カ所に投弾
4.昭和20年5月8日(西暦1945)大空襲
 午前7時45分、B29の編隊、雲上より盲爆撃、長浜町より天神町、笠和町へと市内を東から西にわたって投弾。
5.昭和20年7月17日(西暦1945)焼夷弾による大空襲
 午前0時10分より約1時間にわたり、焼夷弾による大攻撃をうく。この攻撃により大分市は致命的な大損害を蒙った(大分測候所日記)

【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】

災害データ

死者・行方不明者数
485人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
361戸(棟)
住家半壊/半焼数
372戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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