大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和18年4月火災】

発生期間 昭和18年4月19日-

災害の種別
火災
市町村
日田市

概要

日田郡中津江村字金瀬の大火。午前2時40分頃出火。33棟全焼、1棟半焼(大分合同新聞記事)

【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】

災害データ

死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
33戸(棟)
住家半壊/半焼数
1戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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69世帯33棟を全焼し、1棟を半焼、焼死者2名、負傷者1名を出し19日午前5時に鎮火した。被害額は10万円、焼失坪数は3000坪と見られている。鯛生金山社員の30代の男性は東京本社から帰省中で午前1時頃外出先で飲酒、帰宅し自宅座敷で就寝中、火災で目覚め8歳の長男を救出し再度書類搬出のため猛火の屋内に入り焼死した。また福岡県八女村の70代の人は民家の2階に宿泊就寝中、火災に驚き脱出しようとしたが、老齢のために叶わず階段下で焼死体が発見された。原因は調査中だが、火鉢の残り火かららしい。

【出典:大分合同新聞 1943年4月20日付朝刊3面】

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