災害【大正11年12月火災】
発生期間 大正11年12月15日-
- 災害の種別
- 火災
- 市町村
- 大分市
概要
大分郡戸次町上戸次大塔、午前1時頃出火、住家非住家合せて34棟全焼。(大分合同新聞記事)
【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 34戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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主な被害
マップを見る突如、嶺部落の住宅から火を発し、同地も高地のため水利防火に不便を感じ、直ちに駆けつけた消防組の活動も思うに任せずついに居宅3戸、11棟を全焼して同6時頃ようやく鎮火した。損害約1万円。原因は朝飯の支度中に発火したという。
【出典:大分新聞 大正11年12月16日 朝刊4面】
大塔の住宅より出火し、折柄の烈風に煽られて火はみるみる内に八方へ広がったので、直ちに町内各消防組をはじめ、近村の竹中、判田、松岡、吉野などの消防組が時を移さず現場へ駆けつけ、極力防火に努めたが、同地は水利が不便なのと、高地のため防火は意のごとくならず、瞬く間に同部落居宅11軒、34棟を全焼し、午前5時頃ようやく鎮火した。損害約5万円。穀類籾204石を焼失。
【出典:大分新聞 大正11年12月16日 朝刊4面】