大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【平成28年1月積雪】大分市羽田

|災害番号:011980|固有コード:01198004

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市町村
大分市

概要(被害)

80代の男性が転倒し、後頭部を打つけがを負った。

災害概要

1月23日から25日にかけて強い冬型の気圧配置となり、九州北部地方の約1500メートル上空には氷点下15度以下の寒気が流れ込んだ。このため、大分県では24日、南部の海上を中心に北西の風が非常に強くなると共に北部や西部を中心に大雪となり、24日から25日にかけて大分市長浜1cm、中津15cm(委託観測所)、日田5cm(委託観測所)の積雪を観測した(※23日~25日までに観測した値の最大値)。また、最低気温は24日から25日にかけて県内全てのアメダス観測所で氷点下となり今期1番の寒さとなったところが多くあった。

24日の夕方、宇佐市では犬の散歩中の男性が道路に積もった雪で滑って転倒し右手首の骨が折れる重症を負い、大分市でも歩行中に転倒するなどして2名の負傷者がでた。また、中山間部だけでなく平野部にも雪が降り積もり、列車やバスが運休になるなど交通網は大幅に乱れた。JR九州は豊肥線や久大線の運転を見合わせ、本数を減らした特急「ソニック」も日豊線の車両故障で運休や遅れが出た。高速道路も一時、大分自動車道の日田インターチェンジ(IC)大分~米良間、東九州自動車道の大分米良~大分宮河内間など、県内の多くが通行止めとなった。高速バスは県内外を結ぶ大分バス、大分交通、亀の井バスの3社で計307便が運休した。空の便は、大分空港事務所によると24日夕現在、大分と羽田を結ぶソラシドエアやJAL、ANAの計7便が欠航した。なお、この交通機関の通行止めや欠航は25日まで続いた(※詳細不明)。
また、この寒波の影響で25日から29日にかけて県北部や西部、中部では水道管凍結による大規模な断水が発生した地域があった。26日、大分県知事は杵築市立山香病院の断水、漏水により医療用の水の供給が滞ったことから自衛隊に給水支援を要請した(29日13時30分撤収)。

【出典:大分地方気象台提供資料】

災害データ

死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
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住家半壊/半焼数
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住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
2,444 千円

主な被害

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転倒により頭を打つけがを負った。

犬の散歩中の50代の男性が道路に積もった雪で滑って転倒し右手首の骨が折れる重傷を負った。

病院の断水、漏水により医療用の水の供給が滞ったことから自衛隊に給水支援を要請した(29日13時30分撤収)。

【出典:1月26日給水制限等に関する情報について(第10報)】

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