災害【平成16年1月積雪】
発生期間 平成16年1月16日-平成16年1月17日 ) |災害番号:011080|固有コード:01108000
- 災害の種別
- 大雪
概要
1月16日から17日にかけて、九州南岸を東進する低気圧の影響で大分県では、北部、西部を中心に積雪があった。中津で17日9時に積雪1センチを観測した。積雪状況:17日10時 竹田(竹田広域消防署)10センチ 玖珠(玖珠消防署)9センチ 湯布院(大分地域消防組合湯布院出張所)8センチ 宇目(佐伯広域消防署宇目分署)5センチ
積雪により、竹田直入を中心に園芸用ハウス等の損壊など489棟の被害が発生した。また、園芸用ハウスの損壊に伴い、ほうれん草、トマト、花卉等の農作物被害が発生した。農業施設、農作物被害あわせて、23,910万円の被害が出た。JRでは17日積雪により、久大本線で安全確認のため、由布院発大分行きの始発普通列車が運休。由布院駅~野矢駅間で倒木があり除去のため、午前中、大分駅~由布院駅間などで折り返し運転をした。豊肥本線では安全点検のため、豊後竹田発大分行きの始発普通列車が運休。午前中、大分駅~中判田駅間などで折り返し運転をした。日豊本線では立木が架線に接触し、4時20分から約1時間、直見駅~北川駅(宮崎県)間で電気供給ができなくなり、博多発宮崎行きの特急ドリームにちりんが佐伯駅に約1時間停車した。高速道路では16日夜から17日朝にかけて、積雪のため大分自動車道と宇佐別府道路で一部通行止め。一般道路では、16日夜、国道210号線、国道442号線、県道別府一の宮線の一部区間でチェーン規制があった。16日、別府市の小・中学校各1校が積雪のため下校時間を早めた。
【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】
【出典:2004/1/16 9:00の天気図】
災害データ
- 最深積雪
- 0.1メートル
- 最深積雪の観測地
- 竹田(竹田広域消防署)
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 250,249 千円