大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【平成8年2月積雪】

発生期間 平成8年2月2日-

災害の種別
大雪

概要

2月2日は冬型の気圧配置となり、上空1,500メートル付近で氷点下15度以下の強い寒気が流れ込んだため、県北部や西部を中心に大雪となった。2月2日9時に耶馬溪で8センチ、湯布院で7センチ、玖珠で4センチ、日田で3センチの積雪を観測した。

2日は積雪のため大分自動車道玖珠―烏栖間と空港道路全線が通行止めとなった。一般道路では国道210号線の湯布院から福岡県境までや山間部の県道などチェーン規制が行われた。
この大雪の影響で大分交通は福岡、長崎、鹿児島行きの高速バス上下線とも始発から運休、亀の井バスは福岡、長崎行きの高速バスの運行を見合せた。日田バスは福岡行きの高速バスの運行を見合せた他、九重、玖珠方面の定期バスを運休した。
また、大分や別府市内の定期バスのダイヤにも20分から30分の遅れが出た。教育委員会によると、小学校57校、中学校23校、高校14校が臨時休校した。この他、始業時間を遅らせた学校も小中高を合わせて64校に上った。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

【平成8年2月積雪】

【出典:1996/2/2 9:00の天気図】

災害データ

最深積雪
0.08メートル
最深積雪の観測地
耶馬溪
死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
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山・崖崩れ
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被害総額
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