大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【昭和54年3月積雪】

発生期間 昭和54年3月1日-

災害の種別
大雪
市町村
宇佐市

概要

2月26日後半から次第に冬型の気圧配置が強まり、27~28日は山沿い地方を中心に雪が降った。3月1日は夜半過ぎから午前中にかけて、県北部・北西部を中心に大雪となった。山沿い地方では多いところで20~35センチの積雪となり、平地でも多いところで20〜25センチの積雪があり、日田市では9時現在の積雪が観測開始(1942)以来の3位、3月としては1位の19センチを記録した。大分市では雪やみぞれが降り、県南部の佐伯巿や蒲江町などでも早朝、小雪がちらついた。

大分県ではバスが山間部の路線を中心に運休が続出した。また、九州横断道路やその他の道路で交通規制が実施された。さらに、県教育委員会のまとめでは小学校67校、中学校12校が臨時休校した。農業関係では、安心院町の有徳原ブドウ栽培団地で、ビニールハウスが雪の重みでずたずたになるなどの被害があった。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

最深積雪
0.2メートル
最深積雪の観測地
湯布院
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
-

主な被害

マップを見る

ブドウ栽培団地のビニールハウスが雪の重みでずたずたになるなどの被害があった。

災害一覧に戻る