大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和53年2月積雪】

発生期間 昭和53年2月6日-

災害の種別
大雪
市町村
竹田市

概要

5日大陸東岸に発生した低気圧は、6日3時ごろ、九州南岸を通り四国沖に去った。このため、5日夜半過ぎから6日早朝にかけて、山沿い地方では10〜300センチ、平地でも雪または、みぞれとなり0〜10センチの積雪となった。

(1)学校86校が、休校した(小学校62、中学校18、県立高校6)。
(2)国鉄では、雪の重みで樹木や竹が線路に倒れたりして、運休や遅延があった。
(3)バスは、山間部の路線を中心に運休が続出した。
(4)雪のため、大きなスリップ事故が2件あった。竹田市の県道で、ライ卜バンが電柱に激突1人が死亡、1人が負傷した。また、九州横断道路でもスリップ事故があり、約800台の車が足止めを食った。
(5)電力関係では、電柱が倒れたりして被害約140本、配電線の故障38回線、停電戸数約15000戸に及んだ。
(6)県北・玖珠・大分郡を中心に、杉の被害が出て、被害面積3400ヘクタール、被害額約6億6千万円に達した。
(7)県の調べでは、林産被害17億832万円

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

最深積雪
0.1メートル
最深積雪の観測地
湯布院
死者・行方不明者数
1人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
1,708,320 千円

主な被害

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竹田市の県道で、ライ卜バンが電柱に激突1人が死亡、1人が負傷した。

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