災害【令和1年9月台風第17号】
発生期間 令和1年9月21日-令和1年9月23日 ) |災害番号:012123|固有コード:01212300
- 災害の種別
- 台風 大雨
概要
9月19日に沖縄の南で大型の台風として発生した台風第17号は発達しながら北上、21日には暴風域を伴って宮古島の東海上を通過して東シナ海に進んだ。台風はやや発達しながら東シナ海を北上し、進路を北東に変えて22日朝には長崎県五島に接近、その後、長崎県から山口県にかけての北岸部にかなり接近しながら北東進し、23日には日本海に進んで温帯低気圧となった。台風は広い暴風域・強風域を伴っていたため、九州・山口県では22日を中心に大荒れの天気となり、特に宮崎県の山沿いや熊本県球磨地方では、長時間流れ込んだ湿った空気により局地的に記録的な大雨となった。また、強風による災害が各地で発生した。
大分県では台風の接近に伴い、竹田市や豊後大野市の山地で大雨となったほか、県東部の臼杵市臼杵、国東市国見のアメダス観測所で総降水量100ミリを超える雨となり、22日08時05分に国東市を対象とした土砂災害警戒情報を発表した。また、22日夜のはじめ頃から23日未明にかけて県のほぼ全域が暴風域に入り、武蔵(22.6m/s南南西)では非常に強い風を観測した。玖珠(28.1m/s南南西)では日最大瞬間風速の通年の極値を更新し、湯布院(27.4m/s南西)、武蔵(27.3m/s南南西)、豊後高田(23.8m/s南西)、国見(18.4m/s南)でも9月の日最大瞬間風速の極値を更新した。
県内全域に暴風警報、杵築市、由布市、日出町、中津市、宇佐市、九重町、佐伯市、豊後大野市に大雨警報、宇佐市に洪水警報、国東市に土砂災害警戒情報が発表された。
【出典:災害時気象資料―令和元年台風第17号による9月21日から23日にかけての大分県の気象状況について―】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
- 南南西
- 最大風速
- 22.6メートル
- 最大風速の観測地
- 武蔵
- 最大風速の観測日時
- 2019/9/23 1:43
- 累積最大降水量
- 117.5ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 臼杵
- 日最大降水量
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- 日最大降水量観測地
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- 最大日降水量の観測年月日
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- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
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- 最大1時間降水量の観測年月日時間
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- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
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- 住家半壊/半焼数
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- 住家一部損壊数
- 5戸(棟)
- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
- 2か所
- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 186,274 千円