大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成26年10月台風第18号】

発生期間 平成26年10月5日-平成26年10月6日 |災害番号:011890|固有コード:01189000

災害の種別
台風

概要

9月29日15時グアム島の東海上で発生した台風第18号は、日本のはるか南海上を発達しながら西北西進した。10月2日15時には935hPaまで発達し、更に北西へ進んだ。5日には奄美大島近海まで北上し、次第に向きを北東へ変えた。その後、四国の南海上を北東進し、6日朝静岡県に上陸し、関東地方南部を縦断した後、太平洋に抜け東北のはるか東海上で温帯低気圧となった。大分県には5日夜最接近したが、暴風域に入ることなく大きな災害は発生しなかったが、交通機関では混乱が続いた。

大分市では地域によって風が強まった影響から、倒木被害が発生し県道が通行止めと夏被害が発生した。また、佐伯市蒲江の高山海岸では、高波が道路に到達する恐れがあるため5日15時ごろから県道古江丸市尾線が全面通行止めと
なった。県災害対策連絡室によると、5日19時現在、大分市と佐伯市では11世帯14人が公民館や市役所に自主避難した。
交通機関では、6日JR日豊本線の佐伯駅-直川駅間で強風による倒木が架線に引っかかり送電が止まった影響で、上下線が一時運転を見合わせた。このため、特急列車2本に最大1時間の遅れが出た。海路では、佐伯-宿毛フェリーは4日16時の宿毛発から6日正午の佐伯発までの計12便が欠航、国道九四フェリーは4日夕方の便から欠航等、宇和島運輸フェリー、九四オレンジフェリーで欠航が相次いだ。空路では、5日大分発成田空港行きのジェットスター、中部国際空港行きのアイベックスが欠航となった。また、6日は大分空港発着予定のアイベックス3便、ソラシドエア2便、全日空4便、ジェットスター1便が欠航となった。その他の便でも最大1時間の遅れが出た。

【出典:大分地方気象台提供資料】

災害データ

最低気圧
1000.7hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2014/10/6 0:00, 0:05
最大風速の風向
北西
最大風速
16.4メートル
最大風速の観測地
豊後高田
最大風速の観測日時
2014/10/6 5:39
累積最大降水量
101.5ミリ
累積最大降水量観測地
佐伯
日最大降水量
100.5ミリ
日最大降水量観測地
佐伯
最大日降水量の観測年月日
2014/10/5
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
-
最大1時間降水量の観測年月日時間
-
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
5か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
2,842 千円