大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【平成19年7月台風第4号】別府市河内

|災害番号:011360|固有コード:01136002

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市町村
別府市

概要(被害)

住宅の玄関先の裏山が崩れ、この家に住む70代の女性が土砂とともにおよそ6メートル下の道路に転落。顔や胸にけがをした。

災害概要

7月9日9時にカロリン諸島で発生した台風第4号は、13日は沖縄付近の海上に達し、東シナ海を北上した。14日14時頃に「大型で強い」勢力で大隅半島に上陸した。その後、日向灘へ抜け、15日は四国沖から太平洋沿岸を東北東へ進んだ。台風第4号は、最盛期の気圧が930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル、風速15メートル以上の強風域は東側650キロ、西側440キロと「大型で非常に強い」勢力であった。大隅半島上陸時の中心気圧は945hPで、7月に上陸した台風の中では「最強の勢力」となった。12日から13日にかけては、梅雨前線に向かって台風第4号からの暖かく湿った空気が九州山地の東側など太平洋側に流れ込んだ。14日は、台風をとりまく発達した雨雲が大分県にかかった。

日出町で転倒骨折した人をはじめとして、13日から15日の間に人的被害は重傷者2名、軽傷者2名、住家の全壊・一部損壊は6棟、道路の落石・崩落等の被害は国道5か所、県道20か所、市町村道23か所など、120か所、山がけ崩れ7か所、避難勧告197世帯445名、自主避難586世帯911名に及んだ。

【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】

【平成19年7月台風第4号】

【出典:2007/7/14 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
北北東
最大風速
18メートル
最大風速の観測地
武蔵
最大風速の観測日時
2007/7/14 18:20
累積最大降水量
-
累積最大降水量観測地
-
日最大降水量
-
日最大降水量観測地
-
最大日降水量の観測年月日
-
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
大分
最大1時間降水量の観測年月日時間
2007/7/14 9:39
死者・行方不明者数
-
負傷者数
4人
住家全壊/全焼数
1戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
5戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
120か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
7か所
被害総額
2,735,341 千円

主な被害

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駅の西側の高台から水が流れ込んで、コンコースが一時足首くらいの深さまで冠水した。

台風対策のために車庫にロープをかけていた80代の男性が脚立から落ちて左手首を骨折する大けがをした。

庭で片付けをしていた60代の男性がぬれたコンクリートに足を滑らせて転倒し、左ひざの骨を折るけがをした。

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