災害【平成17年6月少雨・高温】
発生期間 平成17年6月-平成17年9月上旬 ) |災害番号:011240|固有コード:01124000
- 災害の種別
- 干害
概要
太平洋高気圧の勢力は平年に比べやや強い程度だったものの、熱帯の海面水温が高く、全球的に対流活動が活発だったため、北半球全体で気温が高く、6月から8月の平均気温は全国で高温となった。梅雨入りは南西諸島を除き平年よりも遅く、6月は梅雨前線が南西諸島から本州南岸に停滞することが多かったため、九州北部は平年に比べ少雨となった。東日本太平洋側の一部と西日本では、6月の降水量が記録的に少なく、4月以降の少雨による渇水状況が続いた。その後、7月前半を中心に梅雨前線の活動が活発となり多雨となったものの、梅雨明け後の西日本では太平洋高気圧に覆われ再び少雨となった。6月の月降水量(少ない方から)は、全観測所で6月の極値を更新した。6月の月平均気温(高い方から)は、湯布院を除く観測所で6月の極値を更新した。少雨のため、大分県のほぼ全域の農業用ダムの貯水量は少なくなった。
6月から9月上旬までの少雨、高温、多照により、水稲、果樹、花卉、茶等の農業被害が大分県各地で発生した。特に宇佐両院、別杵速見各振興局管内の被害が多く、被害総額は12,172万円に上った。
【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】
【出典:2005/6/20 9:00の天気図】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 12,170 千円