大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成13年8月台風第11号】

発生期間 平成13年8月19日-平成13年8月21日 |災害番号:010910|固有コード:01091000

災害の種別
台風 大雨 強風

概要

8月14日21時にマリアナ諸島の北の海上で発生した台風第11号は、発達しながら、日本の南海上を西北西へ進み、16日21時「超大型で強い」台風となった。台風は勢力を維持しながら北西へ進み、19日15時に南大東島の東海上で「大型で強い」台風となり、向きを北寄りに変えた。21日3時には四国の南海上へ北上した。その後台風は北東へ向きを変え、勢力を次第に弱めながら同日19時過ぎに和歌山県南部の串本町付近に上陸した。上陸後、台風は東海、関東、東北地方の太平洋岸を比較的遅い速度で北東へ進み、23日3時に北海道で熱帯低気圧となった。大分県は20日5時頃に強風域に入り、22日3時頃に強風域から抜けたが、大分で21日16時34分に北北西の風で21.1メートルの日最大瞬間風速を観測した。また、台風に伴う南海上からの暖かく湿った空気が流れ込み、21日は南部を中心に雨が降った。

台風の影響で佐伯宿毛フェリーは19日深夜の便から運行を取りやめ、20日は終日欠航となった。また、大分港と大分空港を結ぶ大分ホーバーフェリーも20日は全面欠航した。国道九四フェリー(佐賀関〜三崎)、関西汽船フェリー(別府〜大阪)、ダイヤモンドフェリー(大分〜神戸)も20日は欠航となった。

【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】

【平成13年8月台風第11号】

【出典:2001/8/21 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
989.4hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2001/8/21 16:22
最大風速の風向
西
最大風速
13メートル
最大風速の観測地
豊後高田
最大風速の観測日時
2001/8/22
累積最大降水量
-
累積最大降水量観測地
-
日最大降水量
-
日最大降水量観測地
-
最大日降水量の観測年月日
-
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
-
最大1時間降水量の観測年月日時間
-
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
-