災害【平成13年7月赤潮】
発生期間 平成13年7月29日-平成13年7月31日 ) |災害番号:010900|固有コード:01090000
- 災害の種別
- 9
概要
県内では7月下旬から8月上旬にかけて、西部を中心に、にわか雨や雷雨になった日もあったが、太平洋高気圧に覆われ、晴れて高温になった日が多かった。
赤潮被害は7月30日から臼杵湾で発生した。同日に臼杵市内の養殖業者が飼育するヒラマサ1,000匹やブリ70匹などの被害が確認された。31日にはヒラマサ15,000匹、ブリ5,000匹に被害が拡大した。8月2日までにヒラマサ19,000匹、ブリ16,000匹、サバ12,000匹の他、カンパチ、モジャコ、アワビなどに被害が出た。最終的には被害は臼杵湾から佐賀関沿岸に広がり、ブリ22,000匹、ヒラマサ19,000匹、サバ12,000匹、アワビ27,000杯がへい死するなど被害総額は17,427万円となった。大分県海洋水産センターの調べでは、原因のプランクトンは植物性の「ギムノディニウム・ミキモトイ」で、魚のえらに付いて酸欠を起こさせたり、海水を酸素不足にする。海水1ml当たりの細胞数が2,000個を超えると「警戒密度」になるが、ピークの8月1日には37,300個を超えた。
【出典:大分県災異誌 第7編(平成13年-平成23年)(2012.2)】
【出典:2001/7/29 9:00の天気図】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 174,270 千円