大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成6年8月大雨】

発生期間 平成6年8月27日-

災害の種別
大雨
市町村
別府市

概要

大分県下は太平洋高気圧の周辺部にあたり、南から湿った空気が流れ込み午後には日ざしも加わって大気の状態が不安定となった。このため、県西部の山沿いを中心にして局地的に雷を伴い激しい雨が降った。日田測候所では13時過ぎから雷雨となり、13時34分には最大10分間降水量30.0ミリを親測した。この観測値は累年第1位の記録である。

JR久大線の由布院駅で12時に警戒雨量を越えたため、同線野矢駅と湯平駅間で列車の運転を一時中止した。線路を点検し2時間後に運転を再開したが同線ではかなり遅延が生じた。また、別府市では昼ごろ雷を伴う強い雨が降り、幹線道路は冠水しエンストして立ち往生する車が続出した。別府駅では、雨水がコンコースに流れ込み駅構内のレストランや待合室が水浸しとなった。

【出典:大分県災異誌 第6編(平成3年-平成12年)(2002.3)】

【平成6年8月大雨】

【出典:1994/8/27 9:00の天気図】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
西南西
最大風速
5.3メートル
最大風速の観測地
日田
最大風速の観測日時
1994/8/27 13:30
累積最大降水量
-
累積最大降水量観測地
-
日最大降水量
62ミリ
日最大降水量観測地
日田
最大日降水量の観測年月日
1994/8/27
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
日田
最大1時間降水量の観測年月日時間
1994/8/27 14:18
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
40か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
517,941 千円

主な被害

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雨水がコンコースに流れ込み、構内のレストランや待合室が水浸しとなった。

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