大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成1年9月台風第22号】

発生期間 平成1年9月19日-

災害の種別
台風 大雨
市町村
豊後大野市

概要

17日18時に石垣島近海で発生した台風第22号は、その後南西諸島の西の海上を北々東に進み、19日13時30分ごろ大隅半島南部に上陸した。台風はその後、四国・紀伊半島沖を経て北東進した。県下では19日朝から雨が降り始め、19時ごろまで降り続いた。この間、特に県の中部以南で強雨となり佐賀関では13時までの1時間に81ミリ、蒲江で14時までの1時間に71ミリの記録的短時間強雨となった。

この雨の影響で、12時ごろ緒方町上冬原の民家裏の畑の土手が高さ8m、幅20mにわたって崩れ木造平屋建て1棟を全壊したのをはじめ、県南を中心に山がけ崩れなどの被害が発生した。JR日豊線、豊肥線で土砂くずれのため不通となったほか、飛行機、フェリーの欠航が相次いだ。また、大分市では小学校42校、中学校9校が午前中で授業を切り上げたのをはじめ、県下のかなりの学校で授業を打ち切りの措置がとられた。

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

【平成1年9月台風第22号】

【出典:1989/9/19 21:00の天気図】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
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最大風速の観測日時
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累積最大降水量
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累積最大降水量観測地
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日最大降水量
197ミリ
日最大降水量観測地
宇目
最大日降水量の観測年月日
1989/9/19
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
佐賀関
最大1時間降水量の観測年月日時間
1989/9/19 13:00
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
1戸(棟)
住家半壊/半焼数
1戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
8戸(棟)
床下浸水数
110戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
262か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
18か所
被害総額
1,766,243 千円

主な被害

マップを見る

民家裏の畑の土手が高さ8メートル、幅20メートルにわたって崩れ、木造平屋建て1棟を全壊した。

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