災害【昭和62年2月積雪】
発生期間 昭和62年2月2日-昭和62年2月4日 ) |災害番号:009640|固有コード:00964000
- 災害の種別
- 大雪
概要
県下は寒気の流れ込みで2日夜から山間部で雪が降り始め、3日から4日にかけて日本の東海上で低気圧がさらに発達したため、冬型気圧配置は強まり県の北部・西部で積雪状態となり、山間部では大雪となった。また、3日を中心に強い季節風が吹き荒れ、大分市では3日17時40分に北西・23.0メートルの2月として累年第3位の最大瞬間風速を観測した。
2日タ方から冷え込みが厳しくなり北部・西部山間部を中心に積雪、主要道路はチェ一ン規制が実施された。3日は県南地域でも午後4時ごろから激しく降り出した雪のため、臼杵市と津久見市を結ぶ臼津パイパスで一時通行止めとなった。4日午前9時までの積雪は玖珠で24cmなど北部・西部の山間部で10~20cmに達し、通行規制が各地で続いた。また、国鉄久大線では雪による倒木のため一時不通となり、列車に遅れが出た。一方、この雪のため日田玖珠、竹田直入、別府湯布院などで95校が臨時休校した。大分県林業水産部の調べでは、日田・玖珠・下毛地域の2.516haの森林で、杉の木が雪の重みで折損、根倒れ等の被害を受け、被害総額は80,722万円に達した。
【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】
災害データ
- 最深積雪
- 0.24メートル
- 最深積雪の観測地
- 豊後玖珠
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 807,220 千円