大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【昭和57年4月積雪・霜】

発生期間 昭和57年4月9日-昭和57年4月11日 |災害番号:009220|固有コード:00922000

災害の種別
冷害

概要

9日の早朝、寒冷前線が通過したのち西高東低の冬型の気圧配置となり、寒気が流れ込んだ。このため、9日の日中の気温は低く山間部や山沿いの地方では所により雪が降り積雪となった。10日は冬型の気圧配置も次第に緩み、特に11日は移動性高気圧に覆われ晴れたため明け方冷え込み山間部や山沿いの地方では霜のおりたところがあった。

9日は山沿い地方で積雪があったため、九州横断道路では10時から部分的に、15時からは全線でチェーンかスパイクタイヤ使用の規制が実施された。(12日 大分合同新聞)11日の晩霜で、茶は収穫期が1~2週間の遅れ、また一部では10~30%の減収見込みとなった他、桑、タバコ、野菜、果樹に被害が出た。農産被害総額は1億4,081万円に達した。(大分県農政部調べ)

【出典:大分県災異誌 第5編(昭和56年~平成2年)(1991.12)】

災害データ

死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
65,040 千円