被害【昭和54年2月大雨】大野郡千歳村/三重町 柴山沈み橋
|災害番号:008890|固有コード:00889001
概要(被害)
大野川にかかっている通称「柴山沈み橋」を夕クシー(乗員2人)が通過中、橋の中央付近で増水した激流におし流されたが、約100メートル下流で2人とも無事救出された。
災害概要
低気圧が九州北部を通り暖かい湿った南風が入ったため、雷をともない2月としては珍しい大雨となった。雨は22日午後から降り始め、23日午後にはほとんどやんだ。降水量は県西部で多く、雨の強かったのは、23日の1時過ぎから6時ごろまでで、1時間降水量は30ミリ、3時間降水量が50ミリを超えたところもあった。
大きな被害はなかったが、詳細は次のとおりである。
(1)23日7時ごろ、大分市中島で約1時間にわたって、長さ81メートルにわたり約80トンのへドロと泥水が市道を埋めた。原因は排水管が小さかったのに加えて、満潮(6時15分)と雨が重なって水が排けず、ヘドロが逆流して市道の下水溝から噴き上げた。なお、午前中には排除された。
(2)23日13時30分ごろ、大野郡千歳村の大野川にかかっている通称「柴山沈み橋」を夕クシー(乗員2人)が通過中、橋の中央付近で増水した激流におし流されたが、約100m下流で2人とも無事救出された。
(3)24日6時0分ごろ、佐伯市木立区国道388号線で長さ8メートル、高さ7メートルにわたってがけが崩れ、約20立方メートルの土砂が落ち、道路を半分ふさいだが、正午すぎ復旧した。原因は23日の雨で付近の地盤がゆるんでいたためとみられている。
【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】
災害データ
- 最低気圧
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- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
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- 最大風速
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- 最大風速の観測地
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- 最大風速の観測日時
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- 累積最大降水量
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- 累積最大降水量観測地
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- 日最大降水量
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- 日最大降水量観測地
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- 最大日降水量の観測年月日
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- 最大1時間降水量
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- 最大1時間降水量の観測地
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- 最大1時間降水量の観測年月日時間
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- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 27,000 千円