被害【昭和49年12月鶴見岳の噴気】別府市南立石 鶴見岳
|災害番号:008364|固有コード:00836401
- 市町村
- 別府市
概要(被害)
1949 年と同地点(鶴見岳山頂の北西約 500メートル の標高 1100メートル 付近 )で噴気、高さ約 100~150メートル、周囲 に小噴石飛散。(日本活火山総覧)
災害概要
1 鶴見岳の噴気
鹤見岳(33°17' ,131° 26'E,標高1375メートル)の北西500メートル付近の1100メートルの急斜面で面積30メートル平方の楕円形に噴気孔が無数にあり,95°Cを示している。昭和24年2月5日に発見されたもので旧噴気孔の再活動である。
2 鹤見岳の噴気異常現象
1974年(昭和49年)12月20日付大分合同新聞は、つぎのとおり報じている。昭和49年12月20日午前8時30分ごろ、別府市鹤見岳の8合目の赤池噴気孔から白い噴煙が激しく噴き上げているのを市民が気付き「火山活動の前兆ではないか」と別府消防署や別府ロープウェイなどへ知らせてきた。しかし,地元の京都大学地球物理学研究所では,「地熱による自然噴気現象で火山活動ではないだろう」といっている。この喷煙は直径1メートルの噴気孔から,かなり高熱の水蒸気を伴い,高さ100メートルも噴き上げており間断なくごう音を発し,時々ドロドロした硫黄状のものや,こぶし大の石が辺り50メートル付近まで飛んでいる。硫黄臭も半径500メートルぐらいの一帯に広がっている。
【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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