被害【昭和49年3月積雪・異常低温】祖母・傾山
|災害番号:008280|固有コード:00828001
概要(被害)
低気圧による積雪のため、祖母・傾山で強化訓練中の福岡県の高校の山岳部のパーティー9人のうち、1人が疲労と寒さによる心臓麻痺で死亡した。
災害概要
九州の南海上には、前線が東西にのびて前線上を低気圧が東進し、北高南低型の気圧配置になったので、平地では雨、山沿いでは雪が降った。
祖母・傾山で強化合宿訓練中の福岡県甘木市の朝倉高校山岳部のパーティ9人のうち、高校生1人が疲労と寒さによる心臓マヒで死亡するという事故があった。その他、交通規制が行われたり、バス23路線が運休したりした。三重署の調べでは、26日は山ろくの三重町でも、午後3時ごろから雪が降っており、祖母傾山一帯でも昼過ぎから雪や氷雨に見舞われ、最低気温は、氷点下10度ぐらい、昼間でも氷点下に冷え込んだと見ている。
【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】
災害データ
- 最深積雪
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- 最深積雪の観測地
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- 死者・行方不明者数
- 1人
- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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