大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和46年6月大雨】

発生期間 昭和46年6月5日-昭和46年6月6日 |災害番号:007890|固有コード:00789000

災害の種別
大雨

概要

5日の朝、屋久島と奄美大島の間の海上まで南下していた前線は、華南の低気圧(998ミリバール)が東に進むにつれて次第に北上し、また、動きも活発になって、主に九州の中部と南部に大雨を降らせた。低気圧は、九州の南部を通過し、6日の朝日向灘にぬけた。同時に前線も次第に南下して九州から遠ざかり、一応、大雨の心配はなくなった。県内では5日の正午前後から雨が降り始め、同日の夕方から夜半前後にかけて、強く降り、最大1時間降水量は10~20ミリの強雨であった。6日の朝には、ほとんど降り止んだ。総降水量は、県の南西部が多く100~140ミリで、その他の地方は50~100ミリであった。

県内では道路損壊5か所、崖崩れ2か所の被害が出た(県警調べ)。大分県がまとめた被害額は河川や道路など土木関係を中心に3億1380万円にのぼった。

【出典:大分県災異誌 第4編(昭和46年~55年)(1981.12)】

災害データ

最低気圧
-
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
-
最大風速の風向
-
最大風速
-
最大風速の観測地
-
最大風速の観測日時
-
累積最大降水量
88.5ミリ
累積最大降水量観測地
大分
日最大降水量
68ミリ
日最大降水量観測地
大分
最大日降水量の観測年月日
1971/6/5
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
大分
最大1時間降水量の観測年月日時間
1971/6/5 16:50
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
50戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
135か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
2か所
被害総額
313,802 千円