災害【昭和43年11月異常乾燥・高温】
発生期間 昭和43年11月1日-昭和43年11月30日 ) |災害番号:007620|固有コード:00762000
- 災害の種別
- 干害
概要
低気圧や前線が九州付近を通過したのは上旬と下旬にそれぞれ2回あっただけで、その他は大陸高気圧の張り出しや、移動性高気圧に覆われ、このため異常乾燥が続いた。なお大分の10月と11月の合計雨量は34.0ミリで従来の記録59.7ミリ(1921)を破り少ない方の第1位の記録を更新した。
火災 異常乾燥のため、火災が多く発生件数42件、平年より6件多く、特に林野火災による焼失面積は1081ヘクタールで平年の13倍強にのぼった。
のりの被害 白ぐされ病が発生中津市・長洲町の漁協では建網数の約半分にあたる2万枚、大分市大在漁協では約3分の1にあたる1万5千枚が白ぐされ病にかかっている。臼杵地方では1千さくのうち350さくが、ほとんど全滅状態となっている。原因は気温と水温が高かったためである。
【出典:大分県災異誌 第3編(1975)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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