大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和43年2月大雪】

発生期間 昭和43年2月20日-昭和43年2月24日 |災害番号:007490|固有コード:00749000

災害の種別
大雪

概要

九州地方では冬型の気圧配置が強まって、北西の季節風が吹き、20日の9時の上空3キロ付近の状況を見ると朝鮮北部には-30度という冷たい気塊があった。23日夜から24日にかけて中国東北区方面から別の新しい寒気塊が日本海南部に再び南下してきた。しかし、寒気の中心が多少東に片寄ったため、積雪は山口県、大分県に多かった。

この雪で九州横断道路をはじめ、県北部の山間部では、ほとんどの路線が全面的にまたはチェーンを巻いた車以外の通行を規制した。このため、県下の各バス会社でも市内線の一部を動かしただけで、その他はほとんど運休させた。
国鉄では日豊線が24日8時ごろから杵築、行橋間で、また久大線でも24日の8時25分から湯平、豊後森間で徐行運転し、その後、逐次回復し、前者は同日13時ごろ、後者は15時20分にそれぞれ全面的に復旧した。

【出典:大分県災異誌 第3編(1975)】

災害データ

最深積雪
0.15メートル
最深積雪の観測地
日田
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
6,635,272 千円