大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【昭和32年8月台風第7号】

発生期間 昭和32年8月19日-昭和32年8月21日 |災害番号:006340|固有コード:00634000

災害の種別
台風 大雨 強風

概要

台風7号は8月13日ヤップ島近海で発生した。この台風は異常に発達し、18日15時には中心付近の最大風速65メートル、25メートル以上の暴風半径は500キロという超大型台風に発達した。19日の早朝、沖縄の東方150キロ付近の海上を通過したころから県下は台風の影響があらわれ始め、15時ごろから風速も10メートルをこえ、暴風雨となった。この台風は九州西方海上を通って朝鮮南部に上陸したが、暴風域が大きく、速度も遅かったので10メートル以上の強風が20日の夕方まで続いた。雨は20日の6時から12時までの間が最も強く、湿った東風が県の山岳地帯に吹きこむため、宮崎、大分県境の南西山岳地帯にもっとも多く、平野部に向かうに従って急に少なくなり、県の北部では50ミリ以下であった。

【出典:大分県災異誌 第2編(1966)】

【昭和32年8月台風第7号】

【出典:1957/8/20 21:00の天気図】

災害データ

最低気圧
994hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
1957/8/21 4:01
最大風速の風向
南東
最大風速
26.1メートル
最大風速の観測地
佐賀関
最大風速の観測日時
1957/8/20 0:00
累積最大降水量
743ミリ
累積最大降水量観測地
長谷川
日最大降水量
523ミリ
日最大降水量観測地
長谷川
最大日降水量の観測年月日
1957/8/19
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
大分
最大1時間降水量の観測年月日時間
1957/8/20 11:25
死者・行方不明者数
2人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
6戸(棟)
住家半壊/半焼数
10戸(棟)
住家一部損壊数
29戸(棟)
床上浸水数
-
床下浸水数
22戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
56か所
橋梁被害
4か所
山・崖崩れ
40か所
被害総額
-