被害【昭和3年6月大雨】北海部郡川添村宮河内
|災害番号:003310|固有コード:00331002
- 市町村
- 大分市
概要(被害)
40代の女性が自宅裏のトンネルにかけてあった着物を取り込みにいったところ土砂が崩壊、頭部を強打して即死した。
【出典:大分新聞 1928年6月28日朝刊4面】
災害概要
玖珠郡北山田村では大雨のため、山崩れあり、住家1棟倒壊、35名生埋めとなる。北海部郡川添村宮川内では大雨のためトンネル倒潰、1名生埋となり死亡(大分合同新聞記事)
【出典:大分県災害誌 資料篇(1952)】
災害データ
- 死者・行方不明者数
- 30人
- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 1戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
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- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
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主な被害
マップを見る北山田村長の住宅裏山(小松山と言われる)の土砂が崩壊、70坪の住宅と家族が生き埋めになった。この事態に付近の住民が駆けつけ救援作業を行っていたところ、さらに幅約100間(約180メートル)、高さ30間(約54.5メートル)、奥行き15間(約27メートル)にわたり再び土砂が崩落し、作業をしていた26人がさらに生き埋めになり、合計34人が巻き込まれ、最終的には1人は無事、4人は負傷、29人が死亡した。木牟田集落の戸数27戸のうち18戸が土に埋まった。28日午後3時頃には再びかなりの土砂が崩壊し、北山田消防員7人が軽傷を負った。
【出典:大分新聞 1928年6月28日夕刊3面】