大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

災害【明治18年6月大雨・洪水】

発生期間 明治18年6月17日-

災害の種別
台風 大雨 洪水
市町村
日田市

概要

明治十八年六月十七日正時諸川大洪水流出夥し
六月隈川洪水あり、市街に充つ、土人語って十七年以来の大洪水と云ふ(永山布政資料)

筑後川近年稀なる大洪水にして(中略)日田郡永田(編集者注:長谷か)における筑後川の水量は1秒時間28万立方尺を示し、同郡は堤防、田畑の損害、家屋の流出、人畜の死傷多く、損害額数10万円に上りたりという。

【出典:日田水害誌(池田範六,1950)、福岡県災異誌(福岡測候所,1936)】

福岡・佐賀・大分・熊本 大雨
6月中旬以降関東以西りん雨。福岡県では15~17日の大雨で筑後川大こう水、野田・立野村2丈3尺。18日近年まれな大こう水で瀬下の水位は2丈5尺5寸。大分県日田郡永野(編集者注:長谷か)の筑後川の水量は1秒28万立方尺で堤防決壊。佐賀県では5月18日以降りん雨続き、苗が腐敗したが、6月16、17日は強雨、こう水。熊本県下は白川・坪井川・高瀬川・緑川・球磨川などこう水。

【出典:西日本災異誌(日下部正雄,気象庁研究時報11(5),1959)】

災害データ

最低気圧
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最低気圧観測地
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最低気圧観測日時
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最大風速の風向
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最大風速
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最大風速の観測地
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最大風速の観測日時
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累積最大降水量
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累積最大降水量観測地
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日最大降水量
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日最大降水量観測地
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最大日降水量の観測年月日
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最大1時間降水量
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最大1時間降水量の観測地
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最大1時間降水量の観測年月日時間
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死者・行方不明者数
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負傷者数
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住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
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床上浸水数
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床下浸水数
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道路被害 ※事前通行規制は除く
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橋梁被害
か所
山・崖崩れ
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被害総額
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主な被害

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三隈川が増水し、市街地に浸水被害があった。

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