被害【平成24年4月強風】大分市都町
|災害番号:099140|固有コード:09914001
- 市町村
- 大分市
概要(被害)
【平成24年4月強風】12階建てのホテルの11階部分の壁が高さ2メートル、幅3メートルにわたってはがれ落ち、道路に落下した。けが人はいなかったが、落ちた壁が道路をふさぎ、3車線あるうちの2つの車線が一時通れなくなった。また駐車場でも縦およそ1メートル50センチ、横およそ3メートルの鉄製の看板が折れて歩道に倒れた。また、3階建ての雑居ビルでも壁の一部がはがれ落ちて、隣のビルの窓ガラスに当たり割れる被害があった。けが人はいなかった。
災害概要
4月2日夜から3日にかけて、黄海から日本海に進んだ低気圧が急速に発達し、低気圧からのびる寒冷前線が3日昼過ぎにかけて九州を通過した。このため、陸上では南から西寄りの風が強く、また、海上では非常に強い風が吹き、大しけとなった。その後、10日から11日にかけて、低気圧や前線の影響で広い範囲で雨となった。
前線の通過にともなう強風、波浪のため、宿毛フェリーで4便、国道九四フェリー、スオーナダフェリー4便が欠航した。また3件の停電が発生。4月2日から3日の強風により運ばれた塩分が電線等に付着したとみられる。その後、10日から11日の雨により、電線がリークを起こし火花が発生したものと推定。電力障害
停電:3件
【出典:気象災害報告201205】
災害データ
- 最低気圧
- 1000.2hPa
- 最低気圧観測地
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- 最低気圧観測日時
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- 最大風速の風向
- 西南西
- 最大風速
- 14.4メートル
- 最大風速の観測地
- 日田
- 最大風速の観測日時
- 2012/4/3 15:26
- 累積最大降水量
- 118ミリ
- 累積最大降水量観測地
- 椿ヶ鼻
- 日最大降水量
- 67ミリ
- 日最大降水量観測地
- 椿ヶ鼻
- 最大日降水量の観測年月日
- 2012/4/11
- 最大1時間降水量
- -
- 最大1時間降水量の観測地
- 椿ヶ鼻
- 最大1時間降水量の観測年月日時間
- 2012/4/11 9:47
- 死者・行方不明者数
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- 負傷者数
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- 住家全壊/全焼数
- 戸(棟)
- 住家半壊/半焼数
- 戸(棟)
- 住家一部損壊数
- 1戸(棟)
- 床上浸水数
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- 床下浸水数
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- 道路被害 ※事前通行規制は除く
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- 橋梁被害
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- 山・崖崩れ
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- 被害総額
- 9,785 千円