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被害【平成23年9月台風第15号】大分市竹中

|災害番号:099100|固有コード:09910001

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市町村
大分市

概要(被害)

【平成23年9月台風第15号】県道の橋の橋脚が傾き、復旧には数か月かかる見込み。

災害概要

9月13日15時に硫黄列島の西海上で発生した台風第15号(ROKE)は、20日21時には種子島の東海上で中心気圧940ヘクトパスカルの大型で、非常に強い台風に発達した。その後、台風第15号は、四国の南海上を北東進し、21日昼過ぎに静岡県浜松市付近に上陸した。大分県には20日夜半ごろ最も接近した。

住居被害:一部損壊4棟、床上浸水8棟、床下浸水79棟、非住家被害4等
り災世帯数:7世帯、り災者数10名
崖くずれ116箇所、鉄道軌道被害1箇所、津久見市小園地区奥園川で土石流発生
佐伯市本匠21世帯71人に避難勧告、臼杵市野津町岩屋地区104世帯276名に避難勧告、津久見市小園地区65世帯166名に避難勧告、杵築市守江地区1世帯1名に避難勧告、国東市安岐町下山口2世帯4名に避難勧告

【出典:気象災害報告201111】

9 月 13 日 21 時に日本の南海上で発生した台風第 15 号は、北に進んだ後西に向きを変え、16 日にかけて大東島地方に向かって進んだ。台風は、南大東島の西海上を反時計回りに円を描くようにゆっくり動いた後、19 日 21 時には最大風速が 35m/s の強い台風となって奄美群島の南東海上を北東に進み、20 日 21 時には中心気圧が 940hPa、最大風速が 50m/s の非常に強い台風となった。台風は、速度を速めつつ四国の南海上から紀伊半島に接近した後、21 日 14時頃に静岡県浜松市付近に上陸し、強い勢力を保ったまま東海地方から関東地方、そして東北地方を北東に進んだ。その後台風は、21 日夜遅くに福島県沖に進み、22 日朝に北海道の南東海上に進み、同日 15 時に千島近海で温帯低気圧となった。
台風が、南大東島の西海上にしばらく留まり、湿った空気が長時間にわたって本州に流れ込んだことと、上陸後も強い勢力を保ちながら北東に進んだことにより、西日本から北日本にかけての広い範囲で、暴風や記録的な大雨となった。
9 月 15 日 0 時から 9 月 22 日 24 時の総降水量は、宮崎県美郷町神門(ミカド)で 1128.0mm となるなど、九州や四国の一部で 1000mm を超え、多くの地点で総降水量が 9 月の降水量平年値の 2 倍を超えた。風については、東京都江戸川区江戸川臨海(エドガワリンカイ)で最大風速が30.5m/s となり、統計開始以来の観測史上1位を更新するなど、各地で暴風を観測した。また、統計期間が 10 年以上の観測地点のうち、最大 72 時間降水量で 36 地点、最大風速で20 地点が統計開始以来の観測史上1位を更新した。

宮城県、静岡県、愛知県などで死者 12 名、行方不明者 3 名となり、沖縄地方から北海道地方の広い範囲で住家損壊、土砂災害、浸水害等が発生した。農業・林業・水産業被害や停電被害、鉄道の運休、航空機・フェリーの欠航等による交通障害が発生した。(被害状況は、平成23 年 9 月 24 日 13 時現在の内閣府の情報による)

【出典:台風第 15 号による暴風・大雨(気象庁)】

災害データ

最低気圧
996.1hPa
最低気圧観測地
大分
最低気圧観測日時
2011/9/21 3:38
最大風速の風向
北東
最大風速
11.9メートル
最大風速の観測地
武蔵
最大風速の観測日時
2011/9/20 10:03
累積最大降水量
510ミリ
累積最大降水量観測地
宇目
日最大降水量
421ミリ
日最大降水量観測地
宇目
最大日降水量の観測年月日
2011/9/20
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
宇目
最大1時間降水量の観測年月日時間
2011/9/20 14:39
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
1戸(棟)
住家一部損壊数
4戸(棟)
床上浸水数
6戸(棟)
床下浸水数
79戸(棟)
道路被害 ※事前通行規制は除く
116か所
橋梁被害
1か所
山・崖崩れ
51か所
被害総額
1,890,067 千円

主な被害

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【平成23年9月台風第15号】台風による大雨のため、上流の山が崩れて奥園川で土石流が発生した。

【平成23年9月台風第15号】高台の斜面に建っている住宅の裏山が崩れた。家屋や住人に被害はなかった。

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