大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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被害【平成23年5月台風第2号】大分市上野丘

|災害番号:099040|固有コード:09904001

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市町村
大分市

概要(被害)

【平成23年5月台風第2号】宅地の裏が崩れ1世帯2人が自主避難した。

災害概要

22日午前3時ごろ、カロリン諸島の東の海上で台風第2号が発生。その後、フィリピンの東の海上を勢力を強め上がら北上し、24日には暴風域をともなうようになった。26日には中心の気圧が920ヘクトパスカルとなり、猛烈な勢力になる。先島諸島から、四国沖に進み、29日午後3時に温帯低気圧に変わった。県内では台風の影響で梅雨前線が活発化。26日の降り始めからの総雨量は佐伯市蒲江で205ミリに達した。また各地でまとまった雨となり大分市では5月の1ヶ月間の8割の雨量が観測された。

台風第2号接近により、梅雨前線活発化。宅地裏崩土のため1世帯2名が自主避難。倒木のため市道通行止めなどの被害があった。国道九四フェリー(佐賀関〜三崎)16便、宇和島運輸フェリー(臼杵、別府〜八幡浜)計10便、スオーナダフェリー(竹田津〜徳山)4便、九四オレンジフェリー(臼杵〜八幡浜)6便、佐伯・宿毛フェリー6便が欠航。JR日豊線では、風で飛ばされた木の枝が下り特急列車のパンタグラフに引っ掛かり、特急列車、普通列車計4本に約15分~35分の遅れが発生。また宮崎県延岡市内の線路沿いで倒木があり、大分駅発特急列車2本が運休した。

【出典:気象災害報告201103】

災害データ

最低気圧
999.2hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2011/5/29 12:08
最大風速の風向
西北西
最大風速
14.2メートル
最大風速の観測地
豊後高田
最大風速の観測日時
2011/5/29 15:56
累積最大降水量
205ミリ
累積最大降水量観測地
蒲江
日最大降水量
89ミリ
日最大降水量観測地
臼杵
最大日降水量の観測年月日
2011/5/29
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
佐伯
最大1時間降水量の観測年月日時間
2011/5/29 9:03
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
1戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
-