大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
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災害【平成24年9月台風第16号】

発生期間 平成24年10月17日- |災害番号:099260|固有コード:09926000

災害の種別
台風 大雨

概要

平成24年9月11日09時にカロリン諸島で発生した台風第16号は、海面水温の高い(約29℃以上)フィリピンの東の海域を北上しながら急速に発達した。
台風は、大型で非常に強い勢力を維持したまま16日07時半頃に沖縄本島付近を通過し、その後、東シナ海を北上した。16日朝から夕方にかけて奄美地方に、16日夜から17日昼前にかけて九州に接近した。17日09時には勢力が衰えはじめ、12時頃朝鮮半島に上陸、21時には日本海に達し、18日09時に沿海州で温帯低気圧に変わった。
また、台風の接近に伴い、強風による人的被害が山口県、福岡県、長崎県、佐賀県で計8名、住家の損壊が奄美地方を中心に計373件発生し、高潮による住家への浸水が長崎県や熊本県を中心に計685件発生した(平成24年9月20日11時現在、各県とりまとめ)。

15日から17日にかけて、台風第16号に伴う発達した雨雲の流れ込みや対馬海峡の前線の影響により、九州各地で局地的に激しい雨となった。特に15日から16日は九州東海上から湿った空気が継続して流れ込んだため、宮崎県や大分県を中心に大雨となり、15日から17日までの3日間の総降水量は、宮崎県神門(美郷町)で341.5ミリ、大分県宇目(佐伯市)で283.0ミリを観測した。

【出典:災害時気象資料 -平成24年台風第16号による 9月15日から17日にかけての九州・山口県の気象状況について-(福岡管区気象台)】

災害データ

最低気圧
995.3hPa
最低気圧観測地
-
最低気圧観測日時
2012/9/17 5:02
最大風速の風向
南東
最大風速
19.5メートル
最大風速の観測地
武蔵
最大風速の観測日時
2012/9/17 4:25
累積最大降水量
261.5ミリ
累積最大降水量観測地
宇目
日最大降水量
237ミリ
日最大降水量観測地
宇目
最大日降水量の観測年月日
2012/9/16
最大1時間降水量
-
最大1時間降水量の観測地
-
最大1時間降水量の観測年月日時間
-
死者・行方不明者数
-
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
戸(棟)
住家半壊/半焼数
戸(棟)
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
29か所
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
490,016 千円