大分県災害データアーカイブ|大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(CERD) NHK大分放送局 × 大分大学減災
復興デザイン教育研究センター(CERD)

被害【平成30年4月斜面崩壊】中津市耶馬溪町金吉

発生期間 平成30年4月11日-平成30年4月23日 |災害番号:991000|固有コード:99100001

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市町村
中津市

概要(被害)

【平成30年4月斜面崩壊】住宅の裏山が幅約160メートル、長さ約220メートル、最大深度約35メートルにわたり崩壊し、4棟が巻き込まれ、6人が死亡した。崩れた土砂の量は約13万立方メートルに及んだ。調査の結果、原因はしみ込んだ地下水によってもろくなった部分が、地下水の水圧などが加わり地すべりを起こしたと考えられている。

〇大分県山地崩壊原因究明等委員会の見解(2018.11.26発表)
【地下水】地下水については,崩壊地が上方斜面から地下水が集まりやすい箇所であり,斜面内の地下水位が高い状態で推移しており,斜面は長期にわたり地下水の作用を受けていたと考えられる。
【土質】豊富な地下水により変質凝灰角礫岩の上面で風化が進み,スメクタイト(粘土鉱物)含有量が増加するにつれて土質強度が長期にわたり徐々に低下したと考えられる。
【崩壊機構】このような地下水と土質の原因が相互に作用し,すべりに対する抵抗が弱まった結果,変質凝灰角礫岩の上面をすべり面とする崩壊(地すべり)に至ったと考えられる。
【予測について】地下水は複数年かけて上方斜面から供給されている可能性があることや,近年では地表の大きな変動が確認されていないことから,崩壊を事前に予測することは困難であった

【出典:大分大学減災・復興デザイン教育研究センター】

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【出典:大分大学減災・復興デザイン教育研究センター】

災害概要

11日未明、斜面崩壊に伴う土砂災害が発生(警察に通報があったのは午前4時すぎ)。崩れた斜面は幅およそ200メートル、高さおよそ100メートル、奥行きおよそ200メートルの範囲。建物4棟が被災し、20代から90代までの住民男女6人が死亡した。専門家の調査委員会では、しみこんだ地下水によってもろくなった部分が、地下水の水圧なども加わり地すべりを起したと考えられるとした。また地すべりを起こした場所は、しみこんだ地下水が集まりやすい場所だったいう。

【出典:4月11日中津市耶馬溪町斜面崩壊に関する災害情報について(第36報)】

災害データ

死者・行方不明者数
6人
負傷者数
-
住家全壊/全焼数
4戸(棟)
住家半壊/半焼数
-
住家一部損壊数
-
床上浸水数
-
床下浸水数
-
道路被害 ※事前通行規制は除く
-
橋梁被害
-
山・崖崩れ
-
被害総額
2,669,958 千円